エコキュートに凹みを発見!?修理が必要なケースと予防策を解説!

エコキュートに凹みを見つけて、「これって修理した方がいいのかな?」と悩んでいませんか?凹んだままの状態で放置していると、サビや故障などの原因につながらないか不安に思いますよね。

そこで今回は、住宅設備の販売から設置工事までワンストップで手がける住まいのプロが、エコキュートの凹みで修理が必要なケースと、凹みを未然に防ぐ予防策について詳しく解説します!

エコキュートの凹みに対する正しい知識を身につけ、エコキュートを安心して使い続けるためにも、ぜひ最後までご覧ください。

エコキュートの凹みは修理すべき?

エコキュートに凹みを見つけると、修理が必要かどうか不安になりますよね。結論から言うと、エコキュートの凹みは、必ずしも修理が必要ではありません。

凹みの原因や状態によっては、修理が必要な場合とそうでない場合があります。まずは、エコキュートに凹みができる主な原因からみていきましょう。

エコキュートに凹みができる主な原因

エコキュートの凹みには、主に以下の3つの原因が考えられます。

製造工程・配送途中で凹みができてしまう

エコキュートは、工場での検品や配送時の取り扱いには十分に注意が払われていますが、稀に避けられない場合があり、製造工程上の凹みや、配送途中の衝撃により凹んでしまうことがあります。

製造工程上の凹みに関しては、日立のエコキュートに関するよくある質問の中で、以下のように回答があります。

「製造工程上、波打ちや歪み、凹みが生じます。光の加減によって、目立つことがありますが、性能上は問題ありません。」

出典:日立|お客様サポート

もし購入後すぐに本体の凹みに気づいた場合は、販売店やメーカーに問い合わせて確認しましょう。

地震や台風、落雪などの自然災害による被害

昨今、大きな地震による影響で本体が揺れて変形してしまう場合や、台風によって物が飛んできてぶつかったりすることで、エコキュートに凹みが発生する場合があります。

また、北海道などの雪が積もる地域では、外に設置してあるエコキュートに、自宅や隣家の屋根から落雪が原因で、凹みや損傷につながるケースもあります。

損傷が大きい場合や、水漏れなどの症状を伴う場合は、修理が必要です。

経年劣化による腐食

長年の使用によってタンクユニットが小さな傷から錆びついて腐食し、もろくなって凹んでしまうことがあります。

修理が必要なケースが多いですが、経年劣化の場合は交換が必要になる場合もあります。

エコキュートの修理が必要かどうかの判断基準

エコキュートの凹みを発見した場合、以下の3つのポイントをチェックして、修理が必要かどうか判断しましょう。

凹みの大きさ

小さな凹みであれば、使用に問題がない場合が多いです。しかし、大きな凹みや複数の凹みがある場合は、タンクの強度が低下している可能性があります。専門業者の点検により、修理や交換が必要かどうか判断してもらいましょう。

水漏れや異音の有無

凹みの損傷意外にも水漏れや異音が発生している場合は、内部の部品が損傷している可能性があります。放置すると症状が悪化し、修理費用が高額になる可能性があるため、すぐに修理を依頼しましょう。

エコキュートの設置場所

エコキュートが雨や雪が直接当たる場所に設置されている場合は、凹みから腐食が進行しやすくなります。早めに修理を依頼することをおすすめします。

エコキュートの凹みを修理する時のチェックポイント

エコキュートの凹みを修理する際には、いくつかの確認項目があります。それぞれの状況に応じて適切な対応を取るためにも参考にしてください。

保証対象内であればメーカーに問い合わせ

エコキュートには購入後、部品により1~5年のメーカー保証が付いています。保証期間内であれば、無償で修理してもらえる可能性があります。

まずは、メーカーに問い合わせて、保証対象となるか確認しましょう。保証書や取扱説明書を用意しておくとスムーズです。

保証期間外であれば給排水設備業者に修理を依頼

保証期間外の場合や、保証対象外の修理の場合は、給排水設備業者(給湯器専門業者)に依頼しましょう。

エコキュートの修理・交換には電気系統や配管など、専門的な知識が必要です。給排水設備業者であれば、適切な修理方法で対応してくれます。

エコキュートに関するご相談はこちらから

自分で修理するのはおすすめしない

前述したように、エコキュートは電気系統や配管など、専門的な知識が必要です。中には、凹みぐらいならとDIY感覚で修理をご自身で行おうとする方もいますが、自分で修理するのは感電や故障の原因になる可能性があるためおすすめしません。安全のためにも、必ず専門業者に依頼するようにしましょう。

火災保険が適用できるケースもある

エコキュートの損傷が、火災、落雷、破裂・爆発、風災、雹災、雪災など、火災保険の補償対象となる原因による場合は、火災保険が適用できる可能性があります。

保険会社や契約内容によって補償範囲が異なるため、まずは加入している火災保険会社に、凹みが発生した原因が補償範囲に含まれるか確認しましょう。また、実際に修理に取り掛かる前の損害箇所の写真も忘れずに撮っておきましょう。

エコキュートの凹みを防ぐ予防策

エコキュートの凹みを未然に防ぐためには、設置場所や周辺環境に注意を払い、適切な対策を講じることが重要です。ここでは、エコキュートの凹みを防ぐ3つの予防策をご紹介します。

予防策①:貯湯ユニットを室内に設置する

エコキュートの貯湯ユニットを室内に設置することで、外部からの衝撃や風雨、雪の影響を受けにくくなり、凹みや故障のリスクを大幅に減らすことができます。

北海道などの寒冷地では、マイナスになる外気温に耐えるため室内設置が主流ですが、それ以外の地域でも、屋内に設置スペースを確保できる場合は、外的要因からの故障を防ぐためにも屋内設置がおすすめです。

予防策②:外に設置する場合は囲いをつける

エコキュートを屋外に設置する場合は、エコキュートの周囲を囲いなどで保護することで、自然災害による飛来物衝突や、損傷を防ぐことができます。また、強風による転倒防止にもつながります。

予防策③:北海道では凍結防止対策も忘れずに

北海道では、冬季の厳しい寒さにより、エコキュートの配管が凍結し、破裂するリスクがあります。配管には保温材のあるものを使用しているか確認を行い、凍結防止対策も忘れずに行いましょう。

当社では、マンション等で屋外のベランダ置きになる場合には、配管にテープヒーターを巻いて凍結防止に努めます。

北海道でエコキュートのことなら「Amatellus アマテラス」におまかせ!

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