エコキュートの水漏れの修理代の相場は?水漏れが起こる原因と応急処置を解説!

エコキュートの水漏れの修理代の相場は?水漏れが起こる原因と応急処置を解説!

エコキュートから水漏れが起きているのを見つけ、「修理すると一体いくらかかるんだろう?」「修理業者を呼ぶまで、何をすればいいの?」と、不安に思う方も多いと思います。

エコキュートの水漏れを放置してしまうと、漏電や住宅の浸水など、より深刻な被害にもつながりかねません。

そこで今回は、住宅設備の販売から設置工事までワンストップで手がける住まいのプロが、エコキュートの水漏れの修理代相場から、水漏れが起こる原因、その対処法まで詳しく解説します!

エコキュートの水漏れの修理代の相場は1万5,000円~5万円

エコキュートの水漏れを発見した場合は、なるべく早期の修理の依頼が必要です。

エコキュートの水漏れの修理代の相場は、1万5,000円〜5万円が目安となります。

ただし、水漏れの箇所や交換部品によって修理代は変わるため、修理費用はあくまで目安として押さえておき、実際の費用は修理業者に見積もりの上ご確認ください。

【エコキュートの水漏れの修理代の相場】

軽微な水漏れの場合パッキン交換や、増し締めなどの簡単な修理15,000円~20,000円
部品交換が必要な場合配管やヒートポンプなどの部品交換30,000円~50,000円

エコキュートの水漏れが起きる4つの原因

エコキュートの水漏れは、さまざまな原因によって引き起こされます。ここでは、特に注意が必要な4つの原因について詳しく解説します。

①エコキュートの寿命による配管や部品の劣化

エコキュートの寿命は一般的に10年~15年と言われていますが、使用頻度や環境によって異なります。寿命に近づくにつれて、配管やパッキンなどの部品が劣化しやすくなり、水漏れのリスクが高まります。

特に、配管の接続部分は、振動や水圧の変化を受けやすく、劣化が進行しやすい箇所です。定期的な点検とメンテナンスを行い、劣化している部品があれば早めに交換することをおすすめします。

②定期的なメンテナンスをしていない

エコキュートは、定期的なメンテナンスが必要です。メーカーや機種によって異なりますが、一般的には1年に1回程度の点検が推奨されています。

メンテナンスでは、配管の劣化やパッキンの摩耗、タンクの腐食などをチェックし、必要に応じて部品交換や修理を行います。定期的なメンテナンスを怠ると、水漏れの原因となるだけでなく、エコキュートの寿命を縮めることにもつながります。

③寒冷地・塩害地域に対応したものを使用していない

寒冷地や塩害地域では、通常のエコキュートでは凍結や塩害による故障や水漏れのリスクが高まります。

寒冷地では、配管内の水が凍結し、膨張することで配管が破裂する可能性があります。塩害地域では、塩分を含んだ空気によって配管やタンクが腐食しやすくなります。

寒冷地や塩害地域に設置する場合は、専用のエコキュートを選び、凍結防止対策や防錆対策をしっかりと行うことが重要です。

④エコキュートの設置場所を自分で移動させた

エコキュートの設置場所を移動させる際には、配管の接続や電気配線の接続を適切に行う必要があります。

設置場所の移動を自分で行うと、配管の接続不良や電気配線の誤接続などが発生し、水漏れや故障の原因となることがあります。

エコキュートの設置場所を移動させる場合は、必ず専門の業者に依頼し、安全かつ確実に作業を行うようにしましょう。

※エコキュートからの水漏れが「結露」の場合は修理不要

エコキュートの場合、配管やヒートポンプの結露により、水漏れと似た症状が発生する場合があります。

エコキュートの損傷などが原因で水漏れしているのではなく、結露の発生による水漏れは、通常の動作の範囲内なので、修理業者に依頼して無駄なコストをかける必要はありません。

エコキュートの水漏れかなと思った時は、修理を依頼する前に、どこから水漏れが起きているのか確かめるようにしましょう。

水漏れ以外の修理全般にまつわる情報は以下の記事でも解説しています。

エコキュートの水漏れが起きた場合の応急処置

エコキュートから水漏れを発見したら、二次被害を防ぐため、以下の応急処置を速やかに行いましょう。水漏れがひどい場合や、自分で応急処置ができない場合は、無理せず修理業者に連絡しましょう。

水漏れで漏れている箇所を拭き取る

まずは、水漏れで漏れている箇所はタオルや雑巾などで拭き取り、周囲を乾燥させます。水漏れがひどい場合は、バケツなどを置いて水を溜め、床や壁への浸水を防ぎましょう。

また、エコキュートの水漏れは感電の危険性もあるため、漏電遮断器には水に濡れた手で触れないように注意しましょう。

エコキュートの運転を停止する

リモコンでエコキュートの電源を切り、運転を停止します。リモコン操作がうまくできない場合や、反応しない場合は、エコキュート本体のブレーカーを落とし、電源を完全に遮断します。

止水栓を閉める

エコキュートに接続されている止水栓を閉め、水の供給を止めます。止水栓を閉めることによって、給湯器に水が入り込むことがなくなるため、水漏れを一時的に止めることができるでしょう。

止水栓の位置は、エコキュートの機種によって多少異なるため、万が一の場合に備え、取扱説明書で事前に確認しておきましょう。

北海道でエコキュートのことなら「Amatellus アマテラス」におまかせ!

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