エコキュートの購入を検討している方のなかには、どのメーカーのエコキュートを選んだらいいのかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
せっかく購入するのであれば、評判がよく使いやすいメーカーのエコキュートを選びたいものですよね。
数あるメーカーの中でもダイキンのエコキュートは、メーカートップクラスの給湯圧力と快適なバスタイム機能が特徴的です。
そこで今回は、住宅設備の販売から設置工事までワンストップで手がける住まいのプロが、実際にダイキンのエコキュートを導入された方のレビュー評価とあわせて、ダイキンのエコキュートの特徴や機能、導入するメリット・デメリットについてそれぞれ解説します!
どのメーカーのエコキュートを購入するか迷っている方や、ダイキンのエコキュートが気になる方も、ぜひ最後まで読んで、エコキュート選びの参考にしてください。
目次
ダイキンのエコキュートの評判
ダイキンのエコキュートを実際に導入された方からの評判としては、次のような内容のレビュー評価が寄せられています。
操作性:シンプルでよいと思います。
機能性:十分ですね。フルオートですし。
電気温水器を15年使用してからの置き換えです。もっと早く交換すればよかったです。電気代が安くなっていますし、水圧が強い。これが一番いいです。今まで弱弱のシャワーでしたが勢いがかなり良くなりました。これだけで交換してよかったと思えます。
10年で交換したダイキン製のエコキュートに比べ、シャワーの圧力が、凄まじいと思いました。全然別物です。これがすごかったです。
ちょっと難点ですが、台所でちょっと水を出したつもりがお湯を出しただけで、リモコンが光ります。少しでもお湯を使うと、光ってしまう。ちょっとめんどくさいです。総合的には買い換えて良かったです。
操作性:まずリモコンがスタイリッシュでかっこいい。そして操作も直感的で問題ないです。
機能性:十分な機能があります。お湯はりの量も10段階で、浴槽サイズに合った量を選べます。安全性にも問題があるとは感じたことはないです。
各メーカー、結構似ているので迷いましたが、ダイキンさんのこの商品にしてよかったです。室外機の音も特に気になりません。満足しています。
出典:価格.com レビュー
ダイキンのエコキュートを導入された方の声の中では、電気温水器や前モデルのエコキュートと比べて、圧倒的にシャワーの水圧が強くなったとの評判が多くありました。
日本で初めてエアコンを開発したことでも知られる「ダイキン」は、冷媒研究、機器開発、製造、アフターフォローまでを全て行う、世界で唯一の総合空調メーカーと言われています。
ダイキン製のエコキュートにおいては、年間給湯効率が悪い機種を省くことで、全体的に高品質な機種が揃っているのも特徴です。
エアコンをはじめとする空調設備などでの、ダイキンのメーカー認知度も安心感の理由として選ばれている理由の一つとなっています。
ダイキンのエコキュートの特徴「メーカートップクラスの給湯圧力と快適なバスタイム機能」
ダイキンのエコキュートは、他社製品と比べて給湯圧力の高さや、快適なバスタイム機能が充実しています。ここでは、ダイキンならではの機能を詳しく見ていきましょう。
パワフル高圧給湯
パワフル高圧給湯では、シャワーの勢いはもちろん、おふろやキッチンなど、2カ所で同時にお湯を使っても快適にご使用いただけます。
各メーカーが出している高圧タイプは、おおよそ280kPaの給湯圧力ですが、ダイキンはその基準を大きく上回る、320kPaのパワフル高圧で、従来の機種のエコキュートと比べて約1.8倍の水圧を実現しています。
この給湯圧力は、日立の水道直圧式のエコキュートに次いで、他メーカーの中でトップクラスの性能です。
おゆぴかUV
浴槽内の菌を除菌する「おゆぴかUV」機能では、貯湯ユニット内のUV除菌ユニットが、お湯に深紫外線を照射することで、入浴中や入浴後の残り湯まで清潔に保つことができます。
家族みんなで気持ちよく入浴したい、残り湯を洗濯に活用したい、という方にぴったりの機能です。
ウルトラファインバブル入浴
※別売のウルトラファインバブルアダプターが必要です。
ダイキンのエコキュートは、0.001mm未満の微細な泡「ウルトラファインバブル」を発生させる機能を搭載しています。ウルトラファインバブルは、身体の芯まで温める温浴効果、肌にうるおいを与える美肌効果、毛穴の汚れを洗い流す洗浄効果など、様々な効果が期待できます。ワンランク上のバスタイムを楽しみたい方におすすめです。
温浴タイム
搭載機種:フルオートタイプの角型に搭載
温浴タイムはお好みの湯温モードをリモコンで簡単に選べる機能です。 浴そうのお湯を循環させながら温度を一定に保っているため、配管内の冷めたお湯が流れ込むといった不快感もありません。
- あつめ:ふろ設定温度から1°C上げます
- いつもと同じ:風呂設定温度にします
- ぬるめ:ふろ設定温度から1°C下げます
- さらにぬるめ:ふろ設定温度から2°C下げます
地下水・井戸水にも対応
専用容器を用いた水質検査で基準を満たせば、地下水・井戸水にも設置が可能となり、3年間の無償修理保証も受けられます。
地下水や井戸水を利用している地域にお住まいの方でも、安心の機能です。
ダイキンのエコキュートは、他メーカーと比較してパワフルな給湯圧力と、快適なバスタイムを過ごせる機種が揃っています。シャワーの勢いが物足りない、キッチンと浴室で同時にお湯を使いたいといった方は、ぜひダイキンのエコキュートをご検討ください。
ダイキンのおすすめエコキュートはこちらダイキンのエコキュートのメリット・デメリット
上記でご紹介したダイキンのエコキュートの特徴を踏まえた上で、ここではダイキンのエコキュートのメリット・デメリットについてそれぞれ見ていきましょう。
ダイキンのエコキュートのメリット
寒冷地でもパワフル高圧×給湯専用
パワフル高圧×給湯専用のエコキュートは他社からも販売されていますが、寒冷地仕様も選択できるのはダイキンだけです。
北海道などの寒冷地では、寒冷地仕様のエコキュートを選ぶことで-25℃の極寒地域でも使用できます。寒冷地にお住まいの方にとって、これは大きなメリットと言えるでしょう。(ただし、-25℃を下回る地域では使用できません。貯湯ユニットは-20℃以下になる場合は屋内設置が必要です。)
耐震設計にこだわり
ダイキンのエコキュートは、耐震性にも優れています。本体の脚部だけでなく、脚とタンクをつなぐ支持部分も強化できるため、角型370Lモデルでは震度7相当の揺れにも耐える耐久性があります。
災害時の備えとして、倒れにくいエコキュートを設置できるのは安心材料の一つです。
ただし、薄型タイプや角形460Lモデルなど、耐震強度Sクラスに満たない機種もあり、施工方法によっても耐震性が変わるため、設置場所や機種選びの際は注意が必要です。
入浴剤の対応範囲が広い
ダイキンのエコキュートは他メーカと比較しても対応範囲が広く、にごり湯タイプの入浴剤も使用可能です。
ダイキンエコキュートで使用できる入浴剤は、下記のリンクからご確認いただけます。
なお、上記のリンク先に該当するブランドの入浴剤であっても、弱アルカリ性の入浴剤など一部使用できないものもあるため、その都度確認するようにしましょう。
ダイキンのエコキュートのデメリット
「動作音が大きい」という口コミは本当?
一部では「ダイキンのエコキュートは動作音が大きい」という声がありますが、これは誤解です。
ダイキンのエコキュートはすべて静音設計で開発されており、低運転音の38〜40dBを実現しています。これは図書館並みの静かさで、深夜でも近所にまで響き渡ることは滅多にありません。
動作音が気になる場合は、メーカーよりも設置場所が問題であることが多いです。例えば、寝室の近くに設置すると、夜間の運転音が気になるかもしれません。エコキュートは深夜電力でお湯を沸かすため、23時〜8時頃に最も動作音が発生します。設置場所を工夫することで、ダイキンのエコキュートでも静かに快適にお使いいただけます。
ダイキンのエコキュートのメーカー保証期間
ダイキンのエコキュートの保証期間は次のとおりです。
本体(タンク・冷媒回路以外の機器) | 1年 |
---|---|
冷媒回路(圧縮機、熱交換器、配管など) | 3年 |
タンク | 5年 |
延長保証の期間 | 10年 延長 |
保証料(税込) | 10年間:30,800円 |
ダイキンのエコキュートは、有償の保証が用意されており、加入することで上記全てが10年間の保証を受けることが可能です。延長保証期間内は、回数・上限額も無制限で無料修理が可能となります。
また、メーカー保証の他にも、エコキュートの購入先や、交換取り付け業者でも、延長保証を用意している場合があるので、エコキュートの購入時には、販売業者による保証期間についても確認するようにしましょう。
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